usajii357’s diary

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福丸小糸と向き合う

[最初に]

この文章ではネタバレ、個人的な感想や印象を多々含みます。決して「存在や好きな方々を否定する」意味ではありませんが場合によってはアイドルに対してマイナスな表現を使う可能性があります。福丸小糸に近いアイドルがお好きな方は特にご注意頂いた上でご覧ください。

 

 

福丸担当?

アイマスにおいて「担当」という言葉が大きな意味を持つことは言うまでもありません。お決まりの挨拶として「〇〇担当の××Pです」がある事もそれを端的に示していると思います。私も「道明寺歌鈴北沢志保担当の兎爺です」と名乗ってグッズを買ってみたり、イベントを走ってみたり、実家の神社を特定してみたりしています。

しかし周りから見ると私は「道明寺歌鈴北沢志保福丸小糸担当」であることが最近分かりました。福丸小糸担当だと公言したことは無いと断言出来るのですが、周りの印象とは違ったようです。福丸ガチャの為だけに石貯めて天井叩いているだけなんですが……

ただこれは私が福丸との接し方をあやふやにしてきた、即ち逃げてきたことが原因でもあります。実際に最近まで「Landing Point」と「てのひらの答え」をプレイせずに逃げてきました。流石にそろそろ福丸との接し方を考えてもいいころでしょう。ということで「これまでどう考えていたのか」「逃げていた二つを見た感想」「その上でどう考えるか」を書いていこうと思います。

 

福丸小糸を見る

 

見直す

とりあえずコミュを雑にまとめながら感想を添えていきましょう。

 

wing

「文章偽装」というインパクトある行動と共に登場します。憧れの幼馴染達に置いていかれない為にアイドルとなった彼女は、wingを通じて「誰かの居場所になりたい」というアイドルとしての目標を見つけるのでした。

犯人、君自身じゃねえか

一連の流れを見て、福丸小糸に物凄く親近感が湧きました。バックボーンも、思考回路も、辿ってきた道も、これから辿ろうとしている道も、凄く近しい物を感じました。数年前の自分を見ている感じでした。シャニマスには担当も推しもいなかったので、福丸担当になっていてもおかしくない展開です。それがならなかったのは何故なのか。

答えは「noctchillの他メンバーがあまりにも分からなかったから」です。「何かを思い出せ」と言ってくる浅倉透さん、「幼馴染を騙した奴」みたく言ってくる樋口円香さん、「しあわせ」を探している市川雛菜さん、誰もが謎すぎてわけがわからなかったのです。

特に樋口さん。私は「貴方が私を嫌うなら、此方から距離を取ってお互い触れないようにするのが一番幸せだよね」という思考回路の人間なので、自然に距離を取りました。どのくらい取っていたかというと樋口さんだけFランクのフェスアイドルしかいないぐらいです。食わず嫌いはダメだと何度かトライをしましたが全てFランクで帰ってきました。

nocthillフェスアイドルの一覧。福丸はもっといました。

なんなら浅倉さんも事あるごとに「何をしているんですか…?」となりますし、雛菜ちゃんは「しあわせを見つける能力があるならこっちからアクションを起こさなくてもいいんじゃないかな」となってしまいます。

シャニマスがユニット単位での展開をしてくる以上、「福丸担当、でもnoctchill担当ではないしなんならちょっと苦手なメンツが多いです」は流石にしんどいだろうなと考えて「担当」の名を捨てました。この判断、正解だったような気もしますが、地獄の始まりだったような気もします。

 

ポシェットの中には

失敗を繰り返すものの最終的にはオーディションに合格し、仕事を取ってくるという「成功体験」を彼女は得ます。如何せん自己肯定感が低い福丸なので、この成功体験は大きいはずです。一方で公園の遊具に興味を示す等、幼少期に十分遊べていなかったのではないかと読み取れる内容もありました。

やけに似合う

この時点で彼女がどのような家庭環境で生活しているのかを推測するのは難しかったのですが、私は所謂「お受験ママ」なのではと考えだします。幼少期に十分遊べない=幼少期から習い事だらけor家の手伝いだらけ、成績優秀+他のメンツとは違う学校=小さい頃から塾+進学校に無理やり入学、制服を着崩していない=厳しい校風or家庭、などなど……もしこうだとすると私はほぼ福丸です。そのくらいの親近感と古傷を確実にえぐってくるシャニマスへの恐怖が同時に襲ってきて私は一度シャニマスから距離を取りました。

 

ファン感謝祭

時系列が多少前後してそうですがご容赦ください。ファン感謝祭では、ファンレターに返信する、ライブで手紙を読むといった形でファンとの交流とファンが確かに居ることが描かれます。

若干安部菜々みを感じる顔(本文とは関係ありません)

 

このコミュでは彼女が言う「誰かの居場所になりたい」という夢が色々な形で実現出来つつあることが示されていると私は感じています。めちゃくちゃ平和です。福丸が確実に前へ進んでいて、空回りもしていないし無駄骨も折っていないということを確認出来るコミュでした。凄く安心したのを覚えています。これで「全部空回りでした~」とかだったらどんな顔をしていたか分かりません。

 

おみくじ結びますか

続いて元日0時0分実装とかいう伝説を作った限定SSR。私は天井を叩きました。内容は至ってシンプルで「自分の憧れが時に相手の嫌なことかもしれない」という内容。背が伸びてしまった結果モデルにならざるをえなかった中学生モデルにとって、福丸の小ささは時に憧れで、大きい事はコンプレックスで。当たり前のようで忘れがちなことを思い出させるようなコミュでした。相手が未だ未熟な中学生であり彼女も子供っぽく言い返す、という点も話の作り方が上手いですね。

元日9万ジュエルの女(一番のお気に入り)

「福丸が思う福丸の強み」と「周りが思う福丸の強み」のズレがこの辺りから見て取れます。「福丸が思う福丸の強み」は「努力して完璧にする」ことでようやく生まれるのかなぁと感じます。つまり「何もしない素の自分は強みなど無い」ということ(本当はたくさん持っているにもかかわらず)。自己肯定感が無いというのは確かにこういうことですし、私も昔はこうだったので辻褄が合います。彼女にとって転機となるコミュだったら良いですね。

 

はれのひ茶店

茶店行きました、完。

八重歯

ではあるのですが、敢えて挙げるのであれば「大人も大人っぽくないコーヒーフロートを飲む」という点。「緑なイメージがあるメロンソーダが青い」という点も含めると福丸が固定概念に雁字搦めにされていることを表現しているのかなぁとは思います。これまでを鑑みるとルールでガッチリ固められている厳しい環境で育ってきたと捉えるのが自然でしょう。やはりあんまり遊んできていなさそうです。お受験ママ説が補完されていって私はまた震えだします。

 

G.R.A.D

「Where(夢)」は見つけた、となると次は「How to(方法)」が必要なのですが彼女が知っている方法は「努力すること」。ただ努力するだけで夢に辿り着けるほど甘くはありません。大きく挫折する前に福丸自身がその危険に気付く点から、彼女の賢さを感じます。

”何か”が変わったね…

で、福丸関連はある程度終わるのですが問題はプロデューサーです。確かに「努力する姿」は世間的には「福丸の強み」です。ただ福丸自身は強みだと思っていません。むしろ弱みだと捉えている節すらあります。その「弱み」を「世間に公開する」とは何事……?ということですね。「シャニPとの解釈違い」とかいう、最も恐れていたことが起こりました。人格がしっかりしているとはいえ、プレイヤーの分身ともなりうる存在とのズレです。最悪なことに解釈違いはここだけではなかったようで色々なところで「何でそれ言う……?」みたいなところだらけでした。又もや恐怖を感じた私はシャニマスから逃げます。2度目です。酷いプレイヤーもいたものです。

ただ「福丸の為に頑張ってはいる」ことは揺るぎない事実です。めちゃくちゃ頑張っています。なのでそこは認めないといけません。

 

ここまでのまとめ

色々と見てきましたが、ざっくり纏めるとこんな感じ。

・福丸への親近感が凄い

凄いです。古傷を抉られるぐらいの親近感です。ですので私からの親愛度はとても高いです。

・nocthillが馴染まない

特に樋口さんが全然ピンと来ません。担当の方本当に申し訳ない。歌は好きなのでずっと聞いています。

・シャニPが分からない。

本当に分からないです。思考回路が分からない。でも頑張ってるとは思いますしそこは評価したい。

 

「兎爺」だったらどうするか

シャニPが分からない、のであれば「兎爺Pはどうするのか?」と言われると「nocthillを解体させるor脱退させる」という答えを持ってくることになります。シャニマスをぶっ壊しにかかっていますがこの時点での答えでもありました。

そもそも福丸は世界をあまりにも知らない。勉学という面では確かに相当量の知識を持っているでしょうが、それ以外はからっきし。「趣味:読書、特技:勉強」と書く15歳がいるのか…?という話です。

そんな彼女ですから知っている人間も少ないのでしょう。noctchillの面々以外に友人がいるのかすら不安です。となってくると、福丸の自己肯定感の低さは「他の三人と比べた時に自分が劣っているから自分はダメダメだ」という思考からきている可能性があるのではないでしょうか。

noctchillの面々は確かに凄いです。福丸から見れば彼女が最下位なのでしょう(だからこそ追いつくわけです)。ですが彼女が気付いていない他の視点から見れば福丸はトップです。そういう視点は沢山あるのに福丸は今のままだとそれらを知ることはありません。「noctchillは凄い」という固定観念に縛られているからです。

これを解消するにはどうするか。残念ながら家庭の協力は得られそうにありません。私の力でなんとかしないといけません。となると彼女をnoctchillから解放して、他の世界と沢山触れさせて、縛られていた固定観念に気付いてもらうことが最善手だと考えます。つまり、noctchillの解散or脱退です。というか同じ「アイドル」であってしまうと聡明な福丸はすぐに比べてしまうので他の3人はアイドルを辞めていただくという手すら必要になります。我ながら人間として最悪です。

じゃあ福丸はこれを良しとするのか、無論Noです。彼女はnoctchillであることを望んでいるようです。福丸を無理やりnoctchillから引き離す行為はまさに自分が正しいと思い込み、子を無理やり引きずり回す毒親のそれです。最もしてはいけないと、最悪の手段だと常日頃から自戒しているまさにその行為なのです。

つまり、兎爺は「親愛なる福丸小糸を救いたいがために、最も避けるべき行為であるにも関わらず、(正しいとは限らないのに)自身の考えから彼女が嫌がることをさせる、ということを考えている」のです。もう自己嫌悪の極みです。

 

私が福丸小糸について多くを語らず、担当も名乗らず、ただ静かに彼女を見つめていた理由はこういうことなのです。

 

 

それでもと言いながら

このまま止まり続けてもよかったのでしょうが、進まなければいけません。もっと良い方法を見つけるためにも。気を取り直して早速2つのコミュを見ていきます。

 

てのひらの答え

勉学の知識を活かせそうなクイズ大会に挑もうとする内容です。親の言う通りにやっていた「勉強」に彼女自身が改めて意味を見出して努力する姿が見られます。15歳で至れる境地ではないと思いますが、そこは流石の福丸です。そしてあまり意味を見出して来れなかった「アイドルになる前の自分」を肯定していくような言動も見られます。福丸小糸は恐ろしいほど進んでいました。

めっちゃお洒落

結局のところ福丸はクイズ大会には出られたものの、テレビにはほぼ映らないという結果に落ち着きます。福丸のコミュはゆっくりゆっくり確実に進んでいくタイプが本当に多いです。アイドルとしての結果は確かに芳しくなかったですが、これまでの福丸とは違う姿が垣間見えたように思います。

 

LANDING POINT

福丸の親という、最も恐れていた要素へ大胆に触れたコミュです。初めの方で親の話題が出た時は心の底から震えあがりました。花園百々人しかり、夢見りあむしかり、近年の新規アイマスキャラは何かと幼少期や親にダメージを受けている印象があります。福丸もそのルートで、親は毒親orお受験ママだとするともう最悪の事態です。私は福丸と触れ合う度に前述の自己嫌悪と、自身のトラウマと、福丸小糸の親への怒りと、戦わなければいけません。

でもそうではなかった。塾は長期休みだけだった。ケガさせない為に遊具に乗せなかった。娘の活躍を逐一チェックしていた。娘の活躍を心から祈っていた。どこかすれ違っていたのかもしれないけれども、確実に福丸小糸は愛されていた。そしてそのことを気付いた。とても安心しました。そしてこの点でも福丸小糸と私は共通していました。ここが共通していなければ福丸小糸は「平行世界の私」となって、私の心にスリップダメージを入れ続ける存在になってしまっていました。

15歳みが出てきた


他にもポイントとしては彼女が承認欲求を口に出したことでしょうか。「誰かのために」ではなくて「自分のためにも」行動出来るようになると、彼女の世界はもっと広がっていきそうです。

親問題と、福丸自身の肯定感問題、二つに大きな進展が見られたと言ってもいいと思います。親の方は8割がた解決でしょうか。これで父親側が問題だった、とかは勘弁して頂きたいところです。しかし息が止まった部分がもう一つあります。それがこれ。

初見の時心臓止まった

私にも丁度3つ下の妹がいるのですが、全く同じことを言われたことがあります。この口調で、同じようなシチュエーションで。きょうだいあるあるなのかもしれないですが、ここまで同じ言葉を聞くとは思ってもいませんでした。私と福丸小糸が、とても強くリンクした瞬間でした。

 

福丸小糸をまとめる

避け続けてきたLanding Pointとてのひらの答え、ここに私が苦しみ続けてきたものへの答えがあったように思います。noctchillから引き離す、という極論を持ってこなくても福丸小糸は前に進むことが出来るんだと示してくれました。彼女の周りは勿論、彼女自身のことをもっと信じておくべきだったなと思います。

 

 

福丸小糸との向き合い方

ここまでを踏まえて「福丸小糸と向き合う」勇気は出ました。今後は逃げずに真っ向から向き合っていこうと思います。しかしながら未だに担当を名乗れる自信はありません。大きく2つの障壁が立ちはだかっています。それを見ていきます。

 

罪悪感

「価値観の強要」という最悪の思考をしてしまったことへの罪悪感は永遠に消えません。私はこれからも彼女を見る度に罪悪感に苦しむことでしょう。

ただこれはどうすることもできない、言い換えるとこれからの行動で緩和していくしかない障壁であることも事実です。

 

noctchill

ここで福丸小糸がシンデレラガールズやミリオンライブのアイドルであれば、一念発起して担当を名乗り、長い付き合いの中で罪悪感を緩和していくという選択肢があったのでしょうが、ここはシャイニーカラーズ。福丸以外のメンバーと一体どんな顔をして接すればいいのかが本当に謎です。謎過ぎるので関係図を作ってみましょう。

ネンドール可愛いねネンドール

こうなりました。ただこれは間違っている部分が沢山あって、ここまでの私自身の発言、思考を考えると

シャニPこっち見て♡

こうであるはずです。シャイニーカラーズの世界を無理に「シャニP」という視点から見ようとするからおかしくなるのです。実際問題として、シャニPは「プレイヤーの分身」を遥かに飛び越えたキャラクターを確立していますし、そもそもシャニPは「noctchillの解散」だなんて物騒な事を考えつきません。私と彼を分離すればいいはずなんです。福丸単体のコミュであれば、「私はこういうことを言うしこういうことを用意するから」とシミュレーションをしてあげればいいだけですし、実際私の担当アイドル観も(ざっくり説明すれば)「脳内にそのアイドル担当をしている人格が発生していればよい」というものですからシャニPを無視しても何ら問題が無いのです。

しかしながら他の3人にはそれが効きません。特にnoctchill全員が絡む内容を消化する事が出来ません。「特に樋口さんへの接触を可能な限り減少させている」私が担当しようとしている福丸小糸が「プロデューサーと呼ぶ存在」=「浅倉さん樋口さん市川さんに接触しているプロデューサー」であるのですから、シャニPを無視出来ないのです。私がシャニPのようにnoctchill全員と仲良くなろうとすれば万事解決なのですが、樋口さんの事を考えると不可能に近いと思われます。

回りくどい書き方をしてきましたが、とどのつまり上の表に出てくる「アイドル全員とシャニP」が複数登場するような場面において、「依り代」を確保しないといけない、ということです。一般的には「シャニP」がこの枠に入るのでしょうが樋口さんと徹底的に距離を取り、シャニPの思考回路が理解出来ないとまで思っている私にとってそれは答えではありません。私と思考回路が似ていて、樋口さんから敵視されない(敵視されると距離を取ろうとするので)立場で、浅倉さんから何か思い出せと詰められず、シャニPでもない……バックボーンが似ていて、親近感があって、思考回路が似ていて、リンクしたような感覚すら覚えた……

 

依り代となるのは……福丸小糸……君じゃないか……?

 

私は貴方で 貴方は私

「まーた変なこと言い出したよコイツ」と思ったのは私だけではないはずです、がこれが私という人間なので諦めてこの説を検証していってみます。

名付けて「福丸小糸の視点からシャニマスをやってみる」。まず私は福丸小糸の視点でコミュを見ます。そしてシャニPを二つに分割して、それぞれ置き換えます。

 

・「福丸小糸に話しかけてくるシャニP(個人コミュに出てくる方)」は「脳内会議でちょっと変な事考えつく人格」に置き換えます。

・「他の3名に話しかけているシャニP(他の個人コミュやnoctchill全体コミュに出てくる方)」は「兎爺とは全く別のプロデューサー」であるとします。コミュの選択肢はパラメータだけを見て選択します。

 

如何せん私は常日頃から「脳内で複数人格が相談しながら私の思考を決定している」という感覚で生きています。福丸小糸になり切った時に「ちょっと変な事言ってくる人格」が発生していても何ら問題はありません。それに福丸とは色々なものが共通しています。Landing Pointの妹からの言葉、なんて最たるものです。福丸の視点でシャイニーカラーズの世界を見るという試みは、案外合理的なのかもしれません。というわけでこの状態で福丸のコミュをざっと見返してみましょう。

 

何の違和感も無く読破しました。福丸小糸になりきっていました。強いて違和感を挙げれば「自分(福丸)だけ専属プロデューサーが居ないのでちょっと大変だな」ぐらいでした。大成功です。大人しく考えてみれば「アイドルの視点でストーリーを見る」というのはディアリースターズで提示されている方法なので、邪道だと言い切れない節もあります。ありがとうディアリースターズ、今度ソフト見つけたらやります。

さてさて、福丸小糸が依り代となる事が分かった、つまり私とシャニPを切り離す事に成功したのであれば、今度は樋口さんのコミュに挑戦してみます。どこまで行っても福丸小糸の視点でコミュを見るわけですから「樋口さんが敵意を向けている存在は私ではない誰か」であるのです。つまり樋口さんが「兎爺が自然に距離を取る存在」から除外されるわけです。読んでみましょう。

trueとっといた

いけました。幼馴染と知らん男がなんかイチャコラしているのを傍から見ているていで行けば、樋口さんのコミュを見れるという事が証明されてしまいました。

これしか読んでいないので何ともですが、樋口さんは感受性が高くて、傷付きやすい方なのかなぁと思いました。担当します!!!みたいなのは感じなかったんですが、面白い方だとは思いました。今後もボチボチ読んでみようと思います。

ただ問題が一つ、シャニPにマイナスの感情を抱きました。感受性が高そうで、傷つくことを避けようとしている樋口さんから見た時に、アイドルという精神的ダメージを大きく受けそうな場所に引っ張り出しにくるシャニPに良い感情を抱くわけがないよなぁ……とひどく納得しました。あとやたら熱いので相手する樋口さんが毎回しんどそうだし……という話をしだすとパンドラの箱を空けてしまうことになるのでここら辺で止めておきます。樋口さんが私にとって末恐ろしいアイドルであることは今後も変わりそうにありません。

 

noctchill、行けるんじゃない?

話を戻して。「福丸小糸の視点からシャニマスをやってみる」という方法は大成功に終わりました。避けてきたイベントコミュが沢山ありますし、個人コミュも大量にあるので今後もこの方法で他の3人に触れてみようと思います。

 

 

これからどうする

 

結局のところ

ここまでつらつらと福丸小糸について、noctchillについて、私の感じてきたことを文章にしてきました。もう十分でしょう、最初の問題に戻ります。「私は福丸小糸のプロデューサーなのか」、答えは「否」です。理由は以下の通り。

・やはりぬぐい切れない罪悪感

例え一時的であったとしても、noctchillから無理やり脱退させるという最悪の手段を取ろうとした罪悪感に私はやはり耐えられそうにありません。

・noctchillとの交流が福丸頼り

当たり前ですが私は私で、福丸は福丸です。現在福丸の視点からシャニマスを見ることが出来ても、今度福丸が成長していくにつれて私との距離が離れることでその方法が使えなくなる可能性が十分にあります。何よりも「私と同じ視点であってほしい」という自分勝手な思いを、今後更なる成長を見せていくであろう福丸小糸に押し付けてはいけないのです。

・本人がそう言ってる

ペルソナと他人格の合間にあるのが「道明寺Pや北沢P」という存在であるようです。

自己の位置を考えようという話~Pなのか否か~ - usajii357’s diary

これは私が持つプロデューサー論の根幹にあるものです。私の中には特定のアイドルに対してそれぞれのプロデューサー人格がある程度の強さで存在しています。勿論福丸Pの人格もいるわけですが、そいつ曰く

「俺は福丸の横に立ってちゃいけない、プロデューサーを名乗っちゃいけない」

らしいのです。前述の通り罪悪感が拭い切れていないご様子で。福丸P人格がそう言っているんですからきっとそうなんでしょう。彼にはもう少し苦しんでおいてもらおうと思います。

 

いつかきっと

それでもいつかきっと、彼女のプロデューサーであると、胸を張って名乗れる日が来ればいいなとは強く思っています。これは私の問題です。公式がどう、とかでは無いのがなんとも難しいところでもあります。コツコツと彼女と向き合い、自分と向き合い、自己分析をして、色々な事を考えて、形にしていかないといけないのでしょう。なかなか大変そうです。

 

彼女に対する感情や思考をしっかり整理出来た暁には、「道明寺歌鈴北沢志保担当、福丸小糸担当の兎爺です」と名乗ろうと思います。