明けましておめでとうございます(遅い)。新年早々リメショに悲鳴を上げたり、福丸君ガチャで天井叩いたり、道明寺ガチャで200連したり何度でも笑おうジュピターに心停止したりチビ沢ガチャで247連溶かしたりと相変わらず煩い奴ですが今年もよろしくお願い申し上げます。
というわけでこれは1月4日にデレステにて実装されました道明寺歌鈴SSR「謹賀のお出迎え」が嬉しかったね。という文章になります。ネタバレは出来るだけ考慮しますが、している可能性がありますのでご注意下さい。
道明寺歌鈴とガチャ
まずはガチャに至る経緯なんかを。道明寺歌鈴はありがたい事にSSRが2枚、ガチャSRが2枚有りましたが、最終追加が2018年4月23日の恒常SSR「ひたむきな歩み」でした。ということで実に2年と約８ヶ月ぶりのガチャだったわけです。モバデレも合わせて考えても2019年9月30日実装ののSR「ブラッディーハンター」以来です。無論その間に義勇忍侠花吹雪やほほえみDiaryといったイベント実装など、他の形での供給がどっさりありましたが、それにしても久々でしたね…途中SR実装で石を枯らしに来ると思っていたのですが…
ただ、それはそれとしても石を溶かすタイミングがほぼ来ないわけです。本当に引かない。無料ガチャを叩くか、たまーにフェスで数十連するかな？の程度。そんなわけで気付けば手元には天井分の石がありました。我ながら怖いものです。周りの歌鈴PのSSR取得率が高いのも久々のガチャで石があったからなのだろうか、と勝手に思っていたりします。
というわけで私としてはいつ来ても天井を秒で叩ける状態ですので何も怖くない状態でした。また、ここ数年新曲やらなんやかんやで供給が沢山ありましたので当分来ないだろうとも思っていました。3年待ちは覚悟していましたからね。
そんな新年早々の4日、道明寺歌鈴がなんか動いたわけです。
これ。アーニャちゃんと唯ちゃんと一緒にお参りしているCMですね。CuCoPaと揃っている事、限定ガチャが実装される日である事、3人ともガチャ待ちだった(らしい)事とあって「この3人が実装されるのでは？」という推測がデレPの中で飛び交う事となりました。
無論歌鈴P界隈も大騒ぎで、悲鳴と歓喜と恐怖と色々混ざり合ったツイートが流れていく状態。(一応)平日だったのですが、TLがやたら早い速度で更新されていた事を覚えています。ただ、私は来ないかなと勝手に思っていました。あんまり期待して外れたら大変ですからね。
なんか良いよねっていう話
結論からしますとCMの3名が実装され、私は笑いながら47500の石を溶かしたわけです。福丸ガチャで天井していなかったので2連続天井しなくて良かったなというのが感想でした。
で、本題であります「このカード良いよね」っていう話を延々していこうと思います。
まずは覚醒前。年末年始に奈良にある道明寺家でアイドルの友人達とのんびりする姿が描かれています。奈良まで来たアイドルは高森藍子、脇山珠美、浜口あやめの3名であり、神社の仕事を手伝いにくれたようです。また、どうやらプロデューサーも付いてきているようです。なんなんだお前は。
道明寺歌鈴は神社の娘という事もあり、稼ぎ時である年末年始は家の手伝いでてんやわんやしていた事でしょう。実際に同時に公開されたシン劇ワイドでも「お正月にゆっくりしたことないかもですね！」というセリフがありました。更に言えば彼女の誕生日は1月1日。家柄仕方がないとはいえ、彼女は誕生日にも関わらず家のお手伝いにてんやわんやすってんころりんしていたのでしょうか。というか歌鈴が産まれた時の道明寺家どうなってたんでしょうかね…？
という前提条件でこの絵を見ると彼女にとって中々深い意味がある事が分かります。正月に友人達とゆったりする、という行為は彼女にとって新鮮で貴重な時間になったのでは無いでしょうか。
また、道明寺家が描かれているという事でアイドルの生家が伺える貴重な資料とも言えましょう。アイドル達に一室(客間？)明け渡すほどのゆとりがある、しっかり手入れされている畳、磨かれたガラス、縁側、庭と中々に大きくて歴史のある家のようです。もしかすれば歌鈴以外のアイドル達の着ている和服も道明寺家の物だったりするのかも…？道明寺歌鈴さん、割といいところの娘さんなんじゃないですかね…？
余談ですが、奈良という遠方に(友人の家とはいえ)外泊する許可を3名分取ってくる手腕を誇り、道明寺歌鈴の父親が歌鈴に「是非プロデューサーを連れてこい」とまで言わせる信頼関係を築くプロデューサーは一体何者なんでしょうかね…？というか道明寺家の方々、プロデューサーを婿かなにかを勘違いしてませんかね…？娘がたぬきと勘違いした奴が娘婿で良いのか…？また、今回「も」歌鈴が「家族みたい」だの「ラブレターじゃない」だの「肩を貸してくれ」だの「あっためてあげたい」だの恐ろしいほどにアプローチをかけてくる描写があります。道明寺家全体でプロデューサーを囲いに来てませんかね…？もはや怖いよ
話を戻して…覚醒後がこれ。
何かしらの撮影をしているようです。新年を祝うような宣伝画像でしょうかね？で、どうやらジャンプしている様子を撮影するようです。着地に失敗したり成功したり…なのは相変わらず彼女らしいですね。
で、この衣装がとても良いという話です。SSR衣装を振り返ると、巫女要素が全面に出ていた「えにしの結び手」と
逆に和風要素を排除し、アイドル要素を全面に押し出した「ひたむきな歩み」がありました。
どれもこれも良い衣装なのですが、今回の衣装は和風でも洋風でもある、大胆で特徴的な物になっていると思います。和服のような合わせに袖、各所に散りばめられた鈴や柄にフリルやスカート、カチューシャといった洋風要素が上手く混ざり合って、魅力的な衣装に仕上がっていると思いました。
また、彼女の衣装にしては赤色が少ないのも特筆すべきでしょうか。彼女の色は赤色、それもそこそこ濃い赤です。今までの衣装を見ても赤色が強調されている部分が多く、「道明寺歌鈴は赤い」印象づけをしているのだろうかと感じる事すらありました。それが今回については赤色は差し色で使われる程度であまり見られません。代わりにピンク色や藍色といった、今までであれば差し色として使われたであろう色が増えています。ここに来てシフトチェンジをしてきた印象を受けました。「藍」色という事で高森藍子を連想させたりする意図があったりするのかもしれませんが…？？？
これは完全に私の考えでしかないのですが、彼女が持つ「巫女」や「和風」という要素はデレマス世界でも武器となり得たのでしょう。まずは巫女要素や和風要素を全面に打ち出した衣装でファンを獲得し、次にアイドルらしい衣装でアイドルとしての地位を確立して、その上で今回の和洋混ざった衣装を着るという流れは彼女の成長を感じさせるようでしみじみと感じられるものがありました。
更に言えば今回は3Dモデルについても革新がありました。どみょ毛があった事です。どみょ毛とは彼女の頭頂部に存在するアホ毛の事を言います。
なんか分け目から生えている、ピョコピョコしてる双葉の事です。勿論どみょ毛というのは非公式な呼び名ですが、何故か浸透してしまった？呼び名になります。
このどみょ毛ですが道明寺歌鈴を象徴する存在とも言えまして、大抵の画像でピョコピョコしているのが確認出来ます。が、長らく3Dモデルでは再現されてきませんでした。大抵
こんな感じでサイドテールになっているか、
小さめのポニーテール(？)になっていました。道明寺歌鈴役の新田ひよりさんがポニーテールでライブに参加される事が多く、道明寺歌鈴はポニーテールという印象が強いかもしれません。ですからもしかすればこの姿に違和感を覚えない方もいらっしゃるのかもしれません。私もこの髪型好きです。ただ、どみょ毛が無い事には寂しさを覚えてしまう事もありました。詳しいことはサッパリですが、技術的に難しかったのでしょうか…？
それが今回、生えました。
リボンで隠れていますが、れっきとしたどみょ毛です。発芽です。歴史的快挙です。シンギュラリティです。というわけでどみょ毛がピョコピョコしている姿をついに我々は3Dで観測する事に成功したわけです。
また、同時に髪を結んでいない道明寺歌鈴の観測にも成功する事となりました。歴史的快挙。道明寺歌鈴学会にとって栄ある日であります。
というわけで纏めますとこのカードは道明寺歌鈴がアイドルとして、そして1人の若者として歩んできた軌跡を感じさせるものでした。また、新しいタイプの衣装であったり、どみょ毛がついに生えてきたりとデレステ側が色々と挑戦して下さったのだろうと感じられるようなものでもありました。良いカードが実装されたものだ、と心の底から感じます。
最後に
流石に2021年中に来るだろう、とは思って昨年末から石にしろメンタルにしろ準備はしていましたが、まさか新年早々来るとは思ってもいませんでした。元日からモバMとシャニマスでボコボコにされた身でしたので死体蹴りも良いところだったのですが…そしてその後も死体蹴りされまくるのですが…
音ゲーの戦力してどんな評価になるのかはさっぱり分からないのですが、どみょ毛があったり、衣装が良かったりと良いカードだと思いますのでスカチケなんかが来た際にはスカウトしてみては如何でしょうか？
シンデレラガールズというゲームの性質上、次のSSRも数年後になるのでしょうがこの道明寺歌鈴を眺めながらのんびり待っておこうと思います。
