usajii357’s diary

Twitterでは足りない物を載せる用

ミリオンライブとミニ四駆コラボと

 今頃は「ミリ7thRe、めっちゃ良かったですよね~~~~~~」って文章を書くつもりでした。志保さん役の雨宮天さんがすごかったとか、演者さん皆さんやっぱ凄くアイマスを大事にしてくださってて嬉しいとか、選曲が意外で新鮮だったとか、リフレインキスイベント来ましたねとかとかとか。

 実際凄まじいほどの物を頂いたと思っていましたし、ブログ用にとライブ中片手で感想までメモしてたんですよ。こんな感じにまとめてもいました。ご時勢だし、泊まりがけの旅行になるからと当たったLvを諦めた腹いせに文章を仕込もうと思っていました。ええ、この発表までは。

  ぜんぶもってかれた。

って話をします。圧倒的自分語りとコラボイベの多少のネタバレを含みます。また、勢いだけで書いたので文章はいつもどおり拙いです。

 

何がコイツを狂わせたのか

 「なんやこのコラボwww」がプロデューサーとミニ四駆界隈の方々の共通認識だったと思います。ですがコイツはボッコボコにされました。

 まあこの通りなんです。ちょっとだけ語りましょうか。

 小さい頃プラモデルを多少していましたが、やっていたというより「保護者にやらされていた」という感じでした。なので忙しさを理由に速攻やめたんですよ。何なら嫌いでした。ただジャンルが艦艇だった事もあり、ミリオタの香りぐらいは残っていました。嫌いとかいいながら「趣味と呼べそうなもの」の欠片がここで形成されていたんでしょうね。

 その後色々あってスマートフォンという、他人(保護者)の手を介さずに外界にアクセス出来る小さい箱を手に入れて世界を広げた私は野球に出会います。ただこれも好きになった、というよりも好きなものが欲しかったという表現がしっくり来るような物でした。でも不思議と嫌いにはならなかったのは我ながら不思議です。なんやかんや趣味と呼べそうなものがここで出来ました。

 余談ですがオリ党ですがパ・リーグ箱推しみたいなところはあります。皆パ・リーグTVを見よう。

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 そんな野球をキッカケにアイドルマスターシンデレラガールズに入ったという話は腐るほどしたので割愛。「趣味」と言い切れるものが生まれて初めて出来ました。強い厭世観に浸かっていた私にアイマスは「世界ってそんなに酷いもんじゃないよ」という事を教えてくれました。そして時間がグッと使えるようになったタイミングで私はもう一度プラモデルを始める事になります。今度は自分の意思で。まあ暇になっただけなんですけどね。なにはともあれ趣味の欠片がここで役に立ちました。そして気付けばアイマスと双璧を成すような趣味になっています。

 で、これもいろんなところで言っていますが2019年の年末に「アイマス2やってみたけどその後輩ポジなミリオンはどんなもんじゃい」と覗いたミリシタで1番初め(タイトル画面後1番初めに)でメリーかなしほコミュを食らって元気に北沢志保さんに落ちたわけでした。その後もズッブズブにアイマスしているのは既知の事実。ガチャを引き、ライブに行って、果てはアイマス学会にその主催。いやアイマス学会主催ってなんだよアイマス学会主催って。FESまでしたらしいぞ…十年前に私が知ったら卒倒しとるわ…

 そして今回、ミニ四駆アイマスが繋がったというわけです。全てが収束したんですよ、ここに。恐ろしくないですか、私は恐ろしいです。野球を何故か好きになって、アイマスを知って、途絶えたプラモデルがアイマスで蘇って、ミリオンに落ちて、全部繋がりました。おっそろしくないですか???

 ミニ四駆とプラモデルを一緒にするなというご指摘は最もですが、「プラスチック玩具を塗装する」という点においては同じなのでご勘弁を。

 というわけでライブ後特有のハイテンションからかマジモンの「運命」を感じ、今までやってきた事全てが無駄じゃなかったという多少オーバーな自己肯定感を得た私は生まれて初めて嬉し涙を流しかけました。というか5年ぶりぐらいに泣きかけた気がする。

 ミリオンでありながらSideM要素感じてるの我ながらめちゃんこウケるんですが割とそんなテンション。アイドル達が「アイドル」と出会って再度笑んだのなら私は「アイマス」と出会って過去が未来を輝かせてく事を知って再度笑んだんですね、流石に言い過ぎでは。まあ謎テンションなので許して下さい。

 

経験を如何にコラボに活かすか

 一通り騒いだ後にアプリをインストールしてから「これ作ろうか」という思考に至りました。ミニ四駆の素材的にプラモデルの塗装経験を使えば色変更ぐらいなら出来そう、という思考回路です。未知の世界とは言うものの模型コーナーとミニ四駆コーナーは大体お隣にあったりするので知識が0というわけでもなかったという理由もあります。猪突猛進猪男は伊達じゃないんですね。

 当時(5/23ライブ後)あったデータはただ一つ。上の一枚絵。それも中々公式がツイートしないもんだから冗談抜きに幻覚を疑いながら。ついに塗装時の薄め液がキマってきた挙げ句幻覚見始めたか…とか思っていました。結果事実だったのですが…

 なにはともあれ、作るとなると素体と色を可及的速やかに同定しないといけません。何と戦ってるんですかねコイツは。一枚絵をペイントアプリで800%拡大して色を同定しつつ、必死にエゴサかけて素体を検索していました。必死だったんだよもう。

 結果としてFFさんにミニ四駆経験者さんがいらっしゃって、「スーパーシューティングスター(S.S.S)」じゃないかというヒントを頂きました。

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これなら「シューティングスターズ」を歌うクレシェンドブルーがコラボ相手に選ばれるのも納得です。Pちゃん色んな趣味をお持ちの方の集合体なのでツヨイんですわ…

 そんなS.S.Sですが、現在入手困難です。万っておま、おまって感じでした。でも私は諦めない、絶対。ということで方針転換。色を塗るだけではダメそうなので素体を改造するところから初めましょう、という事になりました。

 そんな中素体になりそうなミニ四駆をひたすらに検索していると見つけた(ニチャァ)。「シューティングスター」という名前もイカしてるし何より安い。

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 インテーク部分を切り落してパテで埋めて整えればなんとかなりそうじゃん?というのが理由です。少なくともそれっぽくはなりそうです。また、当時唯一の情報源であった一枚絵を見るにだいぶ単純なカラーリングだと想定していたので「いけるわ」という判断をしました。いけるよ志保さん、私の人生一つの集大成だよ、力を貸しておくれ…?とりあえずポチったからキット届いてから考えようか…

つむちゃん(白石紬)「貴方はバカなのですか?」

 ついでにコラボ発表翌日、やること秒で終わらせて行きつけの模型屋ズに行ってミニ四駆コーナーで使えそうなのを探していました。まあそもそも24日はLv帰りの汽車の中だったはずなんですけどね、HAHAHA(´・ω・`)。

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 まずこれ。シューティングプラウドスター。車体後部は兎も角、前部は使えそうですね。在庫も複数確認したしお安いので失敗しても問題なさそうです。

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 もう一つはこれ。ビックバンゴースト。今度は車体後部が似通っている感じがします。この2つをくっつけて作るか~というプランを店で立てました。買っておいたシューティングスターが無駄になった瞬間ですね。これだから私というやつは…まあ普通に気に入ったのでミニ四駆慣れがてら届いたら作ります。長い事居座ってしまいましたが一応塗料とかパテとか買ったのでお店さん許して下さい。

 まあこういうわけでたった一枚の告知画像から「北沢志保さんはパーソナルカラーなんかを使っている単純なカラーリング変更をしたS.S.Sを使っている」という想定の元、素体と塗料を用意しました。コラボ公開からここまで20時間経ってないのが1番のオモロポイントです。

 

コラボはどういったものだったのか

 なにはともあれ感涙までしかけたコラボが24日の17時半に始まりました。コラボを見た私ですが…

 楽しそうだね。めっちゃ楽しいです。単純にめっちゃ楽しい、というか言葉を選ばないのであれば「バカイベント」でした。

 まず肝心のミニ四駆ですが、予想が当たったし当たっていました

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 志保さんが持っていたのはS.S.Sで、イベントをやると簡単に手に入るものでした。それで、ガチャミニ四駆がシューティングプラウドスター(ツイートが誤字してますね)でした。当てたんですわ。トテモツヨイんですわこれは。FFのミニ四駆経験者Pさんに感謝感激雨あられです。それに私も伊達にプラモデルを何年もやって、ペイントで告知画像を引き伸ばしたわけじゃないんですよ。同時に「マージで入手困難なS.S.S素体かよ…」と頭を抱える事になりました。まあ想定していたのでセーフです、多分。

 

 問題となったのはそのカラーリングとデカールの多さ。

めっちゃ細かい。めっちゃあるが。レーシングカーとか考えるとスポンサーのマークだらけとなっているのが常なのでまあ分かるのですがここまでとは…ちょっと想定外です。

 そもそもミニ四駆は塗装するものではなく、走らせるものなので塗装難易度がプラモデルより若干高いのです。パーツ分けとかあんまりしてないですからね。それをこの細かいカラー分けとデカール量なのでちょと洒落になりません。特にデカールは当たり前ですがやるなら水転写デカールを完全自作することになります。素直につらいです。

 とりあえず1番初めに想定していたカラーリングをポチったシューティングスターでやってみようと思っています。それから考えます。どうなるかな…コラボキットとか出してくれないかな…頼むよアソビストア…3つ買うわ…

 

 次にコラボ本体ですが、大爆笑しました。クレシェンドブルーがミニ四駆関係のイベントに出るからミニ四駆をプレイヤーに習う、という流れだったのですが…5人の絆が確認出来るような内容だったな~と思いました。まとまりのあって且つ良いイベストだったと思います。

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 それはそれとしてめっちゃ笑った。まずね、イベントページで「常にShooting Stars」が鳴り響いてるんですよ。イベントページは上の画面。笑うんだよ。それでミニ四駆のレースシーンがあり、実際にミニ四駆の3Dモデルが走るんですがBGMが「Shooting Stars」なんですよ。笑うんだよ。とりあえずShooting Stars流しとけみたいな空気、私は大好きです。ちなみに7thでやってたのはFlooding。ゲッサンミリオンを読みましょう。

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 更にこれ、プレイヤーは「アイドル達にバトルを通じてミニ四駆を教える」立場なのでアイドル達のミニ四駆と「バトル」するんですよ。全てがオモロぢゃん。オモロ過ぎてアイコンがミニ四駆になった。

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 結果爆笑しながら「しっぽ号」を育てています。上の子です。名前は志保さん由来なのは言うまでもないかも。気になったら「ミリオン TB しっぽ」で検索。初めたばっかりでレベル3の志保さんに中々勝てませんが爆笑しながらゲームを楽しんでいます。とりあえずコラボやってる間は遊んでようと思いました。

 

結局何が言いたいのか

 「このコラボめっちゃ楽しんでるやついるよ」という事です。逆に言うとそれだけ。この超速GPというゲーム、そこそこ遊べるのでコラボだけでもやってみるのもアリだと思いました。素直に「志保さんに勝てない…どこを改造して詰めるか…」みたいな事考えてるの楽しいです。

 そしてゲームだけでなく、クソザコモデラーとしてもこのコラボは最大限利用させていただこうと思います。公式が「ミニ四駆をカスタムして遊ぶアイドル」という概念を投げてくれたので、「アイドル達がどんなカスタムのミニ四駆を作っているか」という幻覚を見まくるのが礼儀ってもんです。ミニ四駆から外れていく可能性だってアリでしょう。公式ミニ四駆以外の北沢志保モデルがあってもいいって事でもあります。めっちゃ遊ぶからな、後悔しろよ両運営。

 模型のみならず創作活動の面白いところは「作ったら幻覚ではなくなる」ところです。作ればそこに「ある」と言い切る事が出来るので本物になるんですよ。少なくとも公式のものではないですが、二次創作のレッテルを貼ってやる事は出来ます。あくまでもひっそりとではありますが、こうやってまたアイドルマスターに遊ばせてもらうつもりです。

 とりあえず完成したらブログをしたためるかもしれませんし、ツイッターでワイワイしてるかもしれませんがまあ見守ってやってください。