usajii357’s diary

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Online SideM学会開催につきまして

 本日あくにんさん(@akuniso315)より、12月20日にOnlineSideM学会の開催が発表されました。2019年に始まりました「アイマス学会」がオンライン開催を経てついにSideM単独開催にこぎ着けた事は、一学会参加者として喜ばしい限りです。

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 とまあ他人事のような書き出しですが、私兎爺もOnlineSideM学会の開催者側として参加させて頂く事となりました。主に配信環境を担当しますのであくまでも手助けという形ではありますが「共催者」ぐらいの覚悟を持って臨みたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。今年の2月に怪文書の束を抱えて震えながら学会に参加した私が開催者側となる日が来るとは……

 さて、この文章ではSideM学会開催に関しまして私の想いをつらつらと綴っていこうと思います。SideM学会に興味を持っていただくきっかけになれば幸いです。

 

・SideMと学会と

 15周年という節目の年を迎えたアイドルマスターシリーズ。その中では比較的新しい存在であるSideMも気付けば6周年が近づいてきました。モバM、Mステ、アニメ、CDシリーズ、漫画、ライブといった媒体の中で「ワケ」を抱えたアイドル達は私達プロデューサーや仲間と共に協力し、時に苦しみながら輝きを放ってきました。その姿に性別年齢関係なく魅了され、救われ、SideM沼にどっぷりという方も多いのでは無いでしょうか。かくいう私も4thライブをきっかけにSideMに興味を持ち、アニメを一気観したり、音源をとにかく集めたり、気付けばUPC200万達成したりソロコレを買ったりと今では立派な沼の住人です。

 このように様々な方法でアイドル達の活躍を見せてきてくれたSideMですが、その勢いは最近になっても変わりません。ここ1年に絞ってもバンナムフェスや5th ANNIVERSARY DISCシリーズ、UPC実装、15周年記念曲「何度でも笑おう」発売、アニメイトコラボ、そしてNEW STAGE EPISODEシリーズ発売と目白押し。特にアイマス15周年の効果からか、他アイマスブランドのプロデューサーさん方がSideMに触れる機会が大変増えたように感じます。

 ですが、供給が多いということは情報量が多すぎるという事でもあります。ほぼ常時イベントを開催しているモバMを初め、その情報量は膨大です。また「ワケあって」というコンセプトを持ったコンテンツであることから一人一人にそれ相応の深みがある事は言うまでも有りません。さらに46人という大所帯である事からも歴戦のプロデューサーさんであっても全員の情報を把握する事はなかなか難しいのでは無いでしょうか?6周年が見えてきたタイミングでありSideMがさらなる賑わいを見せようとしている昨今、「学会」というダイマやSideM研究を発表し合うイベントの開催はまさにベストタイミングなのではないでしょうか。

 

 

・学会が学会であるワケ

 本イベントも含まれる「アイマス学会」系のイベントは6回、「学会」という名前を冠したイベントは5回開催されてきました。学会と言いますと一般的には研究を持ち寄って成果を発表し、その妥当性を討論し合う場の事を言います。ですがアイマス学会で行われた発表の大半はダイマです。そもそも正しさを探求する場所ではありませんので妥当性の討論なんて事もやりません。学会という名前ではありますが、実質ダイマ大会と思っていただいて構いません。

 それでもこのイベントが学会である事には意味があります。それはダイマ以外の発表、即ちガチガチの「研究」が出来る事です。発表者として3回学会イベントに参加し、内2回でダイマを展開しなかった私が良い例でしょう。学会と聞くと敷居が高いように思われるかもしれませんが、学会が学会である事でその敷居はむしろ下がっていると思っています。むしろ「ダイマだけ」と聞くとその内容に関する専門家でないといけないように思えてしまうのは私だけではないはず。例えば「モバMのいろは」のようなゲームに主眼を置いたもの、「初心者から見るSideM」のような短いSideM歴を逆に活かした物が産まれる点が「学会」のいいところだと考えています。また、変化球を投げやすいのも「学会」であるが故の利点です。「エモい」をぶつける必要は無いのです。SideMというコンテンツに対して、様々な切り口を見せていただければと思っております。

 ちなみに「ダイマではない発表って一体コイツはこれまでにどんな事をやったんだ」と思われた方は私のブログを覗いて見てください。本当に好き勝手やっています。こんなのが主催にいるなら色々出来そうかも、と思っていただければ幸いです。

 

usajii357.hatenablog.com

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 もう一つ、学会に発表者として参加する事は発表者側にも様々な恩恵を与えます。自分の好きな事を紹介する場を得る事は勿論ですが発表に臨む過程で自らの感情を見直す事が出来、感情整理に繋がる事も恩恵の一つです。さらに聴講者から発表に関する様々な反応を得る事が出来、結果として自らのコンテンツ理解をさらに深める事に繋がります。このように学会という場を「利用」して自らの感情整理をする事も出来ます。

 

・学会発表に必要なもの

 ここまではフワフワしたお話でしたのでここからは具体的な内容、即ち学会に発表者として参加しようとお考えの方にご用意いただく物を綴っていきます。

 

絶対に必要なもの

・SideMへの愛

・発表内容

・発表する覚悟

 読んで文字の通りです。「覚悟」だなんて仰々しい言葉を使ってみましたが、「やるぞ!」という意気込みがあれば大丈夫です。

 

出来るだけご用意いただきたいもの

・Discordアカウント

・PC(Windowsだと尚更good)

PowerPointGoogleスライド等を用いて作成された発表資料

・マイク

 今回の学会ではこれまでに行われた学会様式に倣ってDiscordの画面共有システムを活用して配信を行います。発表者の画面で発表画面を表示、それをDiscordで共有していただきつつ発表していただくという形になります。ですがスマートフォン版Discordアプリには今の所画面共有システムが存在しませんのでPCのご用意をお願いしております(Mac版も対応していないようですので出来ればWindowsのPCを用意していただけると助かります)。またハウリングの防止や音質向上の為、ヘッドセット等のマイクのご用意をお願いしております。

 ただPCが無くても例えば発表資料を事前に送っていただいた上でスマートフォンのDiscordアプリの通話機能を利用して発表していただき、資料操作を此方側で行うという形であればなんとかなります。また、スマートフォンMacでの画面共有が出来る媒体の活用も検討しますので機材が無いという場合でありましてもお気軽にご相談ください。

 大体ですがこのくらいです。つまりやる気とネットがあればなんとかなります。ご不明な点があればご相談ください。

 

・FAQのようなもの

 ここでは自らの経験を基に「こんな質問来るんじゃないか」と想定した内容に答えてみようと思います。

Q. 興味はあるが踏ん切りがつかない。

A. 大丈夫です。出てみれば意外となんとかなります。とりあえず一回出てみましょう。不安な事がありましたらこちらでフォロー致します。

Q. 参加したいが時間が合わない。

A. 事前に発表を録画して頂き、当日その動画を放映する事や此方側で代読するといった事は出来ます。ご相談下さい。

Q. 15分も話せるのか不安だ

A. 発表時間は15分ですが、挨拶等考えれば内容に触れる時間は13分程度。人間は1分で300文字程度話せるそうなので13分で3900文字用意すればいいわけです。つまり28ツイート分。あと二ヶ月で話す内容について28ツイートすれば完成するわけです。こう考えると行けそうに思えませんか?実際割と簡単に15分埋まりますし、これまでの学会を見ても時間オーバーされる方が圧倒的に多い傾向にあります。

Q. SideM歴が浅いが参加しても大丈夫か。

A. 大丈夫です。そもそも主催側の私もM歴1年半行ってないです。アイマスでは「長さよりも質」と良く言われますし、やりたい!という気持ちがあれば大丈夫です。また、歴が短いからこそ見える物というものもあるかもしれません。ぜひご参加下さい。

Q. スライドを作れるか不安だ。

A. 私もそこまで上手く作れるわけではありませんがお手伝いさせていただく事は出来ます。ご相談下さい。

Q. 機材が無い。

A. 此方側でなんとか出来る部分があるかもしれませんのでご相談下さい。

Q. 学会がどんなイベントなのかよく分からない。

A. 第2回アイマス学会in札幌や各種オンライン学会は発表動画やリプレイが残っています。ご確認下さい。

第2回アイマス学会in札幌: 

https://www.youtube.com/playlist?list=PL88M41oCnk03OWIjyM8WvSnGLYmRmCXGk

ICMAS2020: 

https://youtu.be/siQmoWlB1mw

オンラインアイマス学会: 

https://youtu.be/JJ9Sa6PHKCk

オンラインシャニマス学会: 

https://youtu.be/HLMN32tYZv8

  他にも分からない事がありましたらお気軽にお声がけ下さい。特に技術的な点に関しましては私兎爺が対応致します。

 

・最後に

 「自分の好きを見つめ直して、他人の好きを受け入れる。そんな暖かい場所がアイマス学会」。今年の3月に行われたアイマス学会座談会に出演させていただいた際に私が口にした言葉です。今回のOnlineSideM学会もそのような暖かい場所にしたいと思っています。その為には発表者さん、聴講者さんのご協力が必要不可欠です。何かご不明な点、不安な点があればお気軽にあくにんさんか私までご連絡下さい。皆様のご参加お待ちしております。

 

アイマス学会座談会: 

https://youtu.be/3ssH4VZZu7I