usajii357’s diary

Twitterでは足りない物を載せる用

オーディオ沼に全力で突っ込みに行っているという話

 久々に札幌に出て行ったところ、見事に先人の導きを受けてオーディオの魅力に取りつかれたのでその話をしようと思います。圧倒的駄文です。沼に落ちていく様を笑う為の文です。というか笑って

 

 事の発端は8月26日のデレパでした。その回はコラボヘッドホン特集という事で偉い人を呼びつつ、コラボヘッドホンを使ってみようというような内容でした。その中でまあ魅力的な言葉が飛び交うわけです。「収録時にこれを使っているので我々の想定しているままの音が出る」「素直な音が出る」「特典音源もすんごい」みたいな内容。ヘッドホン一つでそんなに変わるのであれば自分の音関連も少し見直してみようか、という気分になったわけです。

 そもそもアイマスの影響で音楽をかなり聴くようになっており、家にいる時は基本的にPC付けてイヤホン付けて何かしら流しているという生活をしていたので、音楽系の機械には凝ってみようかと薄々思っていました。またシンデレラガールズ7thライブ大阪円盤の特典CDをもっと良い環境で聞きたいとも思っていたので、デレパに背中を押されたという表現が正しいのですが…

 何はともあれ「イヤホン気になるから札幌で見てみようかな」という内容をツイッターでボソッと呟いたところ、

見 事 に 囲 ま れ た 。

 私のFFさんは何故かオーディオ沼の住民さんが多いようでして、あれよあれよという間にオススメを教えてもらったり、最近沈んでいった方から警告(という名の勧誘)を受けたり…そして気付けばいつもお世話になっている方と、道民Pさんオーディオ沼筆頭(個人の感想です)な方と一緒にイヤホンを見に行かせていただく事になりました。以前(現在進行形かもしれない)sideMで囲まれた経験があるのですが、やはりかこみにくるおたくつおい…

 そんなこんなで沼の住民に足を掴まれて先人の導きに手を引かれながらオーディオコーナーに行った私は瞬間で落ちました。オタクちょろいな!初めに聞いてみたのがfinalのE1000、お値段も2000円台と非常に手頃な物でした。

https://snext-final.com/products/detail/E1000

  一番聞いている曲であるジュリアのプラリネ担当曲じゃないのかを聞いてみたのですが、文字通り世界が変わったかのような衝撃を受けました。まさにMeet the worldでした。Brand New Filedでした。未知なる海を知った時のあの憧れに似たこんな気持ちにまたこうして逢えるなんて、でした。なんかね、すごかった。

 音の表現というのは凄く難しいのですが、なんだか幅と厚みが増えた感じ。幅というのは音の幅で、聞こえる低音と高音がグッと増えた感じがしました。厚みというのは表現しにくいのですが、今まで使っていたイヤホンでは聞こえなかったシンバルの振動やギターの細かい振動まできこえてくる感じ。一つの音源なのに、一つ一つの楽器や声が独立しているように聞こえる感じ。ぼんやり見ていた虹の色がクッキリと分割して判別出来るようになった感じ。コンビニラーメンと専門のラーメン屋の違いみたいな(コンビニラーメンも美味しいですが)。同じなのだけども何か違う。「いつも聞いていたプラリネが知らない顔を見せてきた」みたいな事を言った覚えがあります。

 そうなってくると気になってくるものです。プラリネと都築さんのSanctuary World(アイマス1美しい曲だと思っている)を色んなイヤホンで聞いていってみました。イヤホンによって聞こえ方が細かく変わってくるもので、それぞれの音のバランスや聞こえ方を比べていく作業が楽しくなってきます。面白いもので、数万円の物に「なんか違うな」という感情を抱く事もありました。お値段だけで決まるものではないみたいです。

 そんなこんなで買ったのがこちら。

https://snext-final.com/products/detail/E2000.html

 FinalのE2000。お値段5000円ぐらい。1980円が主戦場だった私からすると大きな進歩です。聞いた中で一番バランスがいいかな、と感じたのでこれにしました。イヤホンに必要な慣らし運転を完全に終えたわけでは無さそうですが(この文章を書いている段階でピンクノイズを計20時間ほど流した程度)、今のところ良い音を流してくれています。今まで聞いてきた楽曲や映像作品が今までとは違う顔を見せてくれるので、音楽を聴きなおすのが楽しくて仕方がありません。

 まあいいものを買ったじゃないか、これで充分だろう。で終わっていれば大丈夫だったのですが、終わらなさそうなのが大問題。お買い物の後に色々な機械を体験させて頂いたのですが、とあるポータブルオーディオプレイヤーが凄かった。Cin7thの大阪円盤についてきた例の特典CDをそのプレイヤーで聞かせて頂いたのですが、まさしく現地がそこにあった。目をつぶると京セラのアリーナ席で見た光景が浮かんでくるような立体感がありました。お話を伺うと諭吉さんが余裕で40枚以上飛ぶとか、真空管が入っているとか、PCにつけてアンプのように使えるとか、廉価版とも言えるものがそろそろ出るとか…廉価版!?6枚らしいしがんばったら買えそうでは…!?

 結論から言いますとその新しく出る物、名前を挙げるとCayinのN3proなのですが、それが気になってしょうがないというわけです。もはや恋です。この気持ち、まさしく愛だ。

https://kopek.jp/products/cayin-n3pro/

 一応それっぽい理由はありまして、今使っているオーディオプレイヤーがもう容量ギリギリだとか、もう6年近く使っていてガタが来そうだとかで新しくオーディオプレイヤーが欲しいだとか、今使っているPCのアンプ機能がそこまで良くなくてイヤホンの実力を出し切れてなさそうだとかなんですが…単純に気になって気になってしょうがないわけです。私にとって初めての現地ライブであり、思い入れが人一倍強いcin7th大阪、そんなライブの音を詰め込んだ特典CD、それを途轍もなくハイレベルな状態で再生出来るかもしれない機械。気になってしょうがない。ライブも無いし、その分のお金で今年は設備投資しようか…とPC用のモニターを買ったりしているのですが、これこそ最大の設備投資なのでは?PCの音質も上がるしポータブルプレイヤーも買い換えられるしやたら音質がいいらしいとか買いでは?3年使えば1日50円程度だぞ?と頭の悪い思考に走ってしまっています。残念ながら発売前という事もあって札幌での試聴はかないませんでしたが、もし試聴していれば本当に予約してそうな勢いでした。発売されたらレビューとか飛んでくるのでしょうか、読んだらコロッと買ってしまっているかもしれません。というか通販サイトのお気に入りに既に入っているのでいつXデーが来るのかが怖いです。

 というわけであれよあれよという間にものの見事にオーディオ沼に引きずりこまれるどころか自ら勢いを付けてダイブしていく結果となりました。今はオーディオ沼のお勉強をしていたりもします。お値段が高い沼ですのでそんなにポンポンと新しい物を買っていく付き合い方はしないでしょうが、機会を見つけてはこだわっていくという生活が始まりそうです。ワクワクするね!(震え声)