usajii357’s diary

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剣盾の想い出記録

別に凄い成績を出したわけでも天才的な構築を組んだわけでもないのですが、かなり久々(プラチナ以来)にやった新作ポケモンで、初めて「対戦ゲーム」としてプレイしたのがポケットモンスターソードでした。そんな剣盾が遂に過去作になるということで3月に始めてから色々と試行錯誤を繰り返しつつ、メインで使っていた思い入れのある構築を記念に文字にしておこうと思います。あと構築記事っぽいものを書いてみたかった

 

馴れ初め

初めましてテッカグヤ

剣盾をやるまでプレイしていたポケモンというと遥か昔にプラチナ、復帰作としてのダイパリメイク、そしてレジェンドアルセウス。ものの見事に四世代シンオウ地方しか知らなかった私から見ると剣盾は馴染みのあるポケモンが全然いないし、ぶっちゃけ半分ぐらいが知らないポケモンでしたし、まずは名前と見た目を一致させるのにあっぷあっぷでした。というかフェアリーとかいう、プラチナ時代には無かったものが追加されていてタイプ相性がそもそもわからないので冗談抜きにタイプ相性表と睨めっこしながらシナリオをプレイしていました。いやドラゴンが弱くなるとかあり得るんですか???

そんな中、ダイマックスアドベンチャーを周回していた時にやってきたのがこのテッカグヤ

美しい

ロケット、かぐや姫、竹、十二単。喧嘩しそうな要素をそれはもう完璧にまとめ上げた美しいデザイン。久々に完璧に惚れ込んでしまいました。もう一目惚れです。余談ですがポケモン界隈だと好きなポケモンを嫁ポケというそうですが個人的にテッカグヤは美しさに魅入られてしまった感じなので文字通り「推し」ポケという表現を使っています。相棒というより一方的な憧れ的な感じ。

閑話休題。調べてみると対戦でもかなり活躍出来るそうで、特にカスタマイズ性に優れていてアタッカーもクッションも何でも出来る優等生。コイツを使おうぜ!というところから私のポケモン生活が始まりました。

 

組んでみた

それで「テッカグヤ使いたい!」と(アイマス関連で出会った)ポケモンの先生達に言ったところ、「シナリオで手に入るムゲンダイナとテッカグヤは相性が良い」と教えてもらったのでテッカグヤとムゲンダイナを組ませることに。後は「テッカグヤ ムゲンダイナ」でとにかくググって一緒に使われているポケモンを探しに探した結果出来た栄えある最初のパーティーが此方。

殴ることしか考えていない

割とテンプレなテッカグヤと件のムゲンダイナを軸に、調べたパーティーにやたらと入っていて孵化余りを貰っていたバンギラス、なんかめっちゃ強いらしくて孵化余りを貰っていたエースバーン、なんかめっちゃ強いらしいザシアンってのに強いらしいヌオー、そしてなんかめっちゃ強いらしいカイオーガとなんか強いイメージのあるラプラスに強そうなユキノオーを入れたパーティーです。当時滅茶苦茶考え込んで悩んで作った覚えがあります。まあ確かに…技範囲だけ考えるとそこそこ頑張ってる…のか…?

まあ今から見るとツッコミどころが多すぎて困るのですが、一つだけ挙げるとこれを組んだ時期(2022年3月)には禁伝2体環境となっているにも関わらず禁伝がムゲンダイナ1体だけという点です。これは単純でテッカグヤも禁伝だと思ってたからですね。というか禁伝というのがなんなのかわかっていなかったという圧倒的知識不足。いやだって剣盾上で明確な差別化されてないし………………

勿論これで勝てるわけもなく、ボッコボコにされました。なまけを仲間づくりされてかげふみゴチルゼルにボコられたり、みがわりに嵌められてどくどくで削られたり、ポリゴン2に全てを受けられたり、黒バドに速攻決められたり(当時はバンギで受けられることを把握していなかった)、思い付いた時には天才かと思ったユキノオーは全然出す機会に恵まれなかったりとまあ散々でした。特に搦め手や変化技を出された瞬間に負けがきまってしまうような事例が多発していました。これだけボコボコにされておいてよくポケモンを辞めなかったな、という点は我ながら褒められる部分ですね。

 

変えてみた

こりゃいかんと色々と調べた結果、まずはテッカグヤが禁伝ではない事を確認して驚愕し、次にちょうはつの便利さに目覚めて色んなポケモンに変化技を入れることを覚えまして、ついでに色んなポケモンを考えては構築に入れてみてボコられるのを繰り返してみました。

シンオウ勢が多め(知ってた)

とりあえず禁伝を増やすところから。上のようなメンツを考えていました。最強と名高いザシアンは確かに強いんですが、ヌオーで止めすぎたせいで信用しきれない+テッカグヤとムゲンダイナに共通する弱点を持っているので残念ながら不採用。見た目が気にいったレシラムは耐性こそ優秀ですがカイオーガと打ち合えないので不採用。これまた強いと噂だったイベルタルも決定力に欠ける感じだったので不採用。バド様は能力こそ高速特殊アタッカーという振り切った感じが好みでしたが、如何せん4倍弱点があって出しにくい。ギラティナは思い入れのあるポケモンでしたが兎に角環境に合っていない。結果、カイオーガが打ち合えて弱点が少なくて耐久もあって火力も出せるディアルガユキノオーと交代する形に落ち着きました。

なんかこれはこれでいい感じにパーティーになってる感

ただ禁伝を増やしただけで勝てるものでもなく、色んなポケモンを育てては使ってみる日々。上はこの構築向けに実際に育ててみたポケモン達の一例です(育成済なのはみんなニックネームを付けて尚且つエクセルファイルで記録しているのですぐ分かります)。考えてみただけならもっといるはず。

とりあえず物理アタッカーとして入れたエースバーンが思ったより回しにくい印象を受けたので他の物理アタッカーとして水ウーラオスハッサムを考えてみました。水ウーラオスはサブロムを回した結果(後述)手に入れただけあって思い入れもあり、見た目も好きでいい感じでしたが、ゴツメが兎に角痛いのと弱点が多めなので(耐性も多いのは事実ですが)地味に出しにくい。ハッサムはハチマキバレパンで恐ろしい火力を出すのですがやることが知れ渡りすぎていてちょっと微妙な感じでした。確かに強いんですけどね。

更に物理アタッカー枠に無理やり入れる形で、所謂あくびステロ対策として考えたカプ・レヒレですが、水はヌオーがいるし、竜闘辺りが思ったよりいなかったのでカバルドンラグラージがいないと選出出来ない(そしてミストフィールドを警戒されて結局出てこない)事例が多発したので泣く泣くメンバー落ち。

そしてザシアンをヌオーで止めすぎた結果「ザシアンってそこまででは?」と嘗め切ってしまい、最安定であるヌオーではなくて他のポケモンでヌオー以上に他のポケモンに圧をかけようとしてゴツメサンダーやゴツメファイヤー、ラグラージを考えてみたのですが思ったよりザシアンが重くなってしまったのでこれもメンバー落ち。ちなみに一番可能性を感じたのはこれまた強いと名高いサンダーよりもファイヤーでした。不思議なものです。

 

最終パーティー

で、色々あってこうなりました。

なんかあんまり変わってない

ノリとしては

バンギラスで砂とステロを撒く

テッカグヤディアルガダイマを切ってボコる

・無理そうならどくどくで削りきる

って感じです。

 

 

テッカグヤ @たつじんのおび

HN:Fujitsubo

特性:ビーストブースト

性格:いじっぱり

実数値:173(4)-168(252)-123-×-121-113(252)

技:ヘビーボンバー/そらをとぶ/じしん/タネばくだん

 

この子は特殊よりになったパーティーのバランスを取る為に物理型になったテッカグヤ。初期に使っていたやどみが型も残しておきたかったという理由でコイツのために剣盾のサブロムを作ってもう一周しました。英語の勉強になったので良しとします。

環境にいるテッカグヤは大体たやどみが型かメテオビームを搭載した特殊型なのを逆手にとった、ガッチガチの物理型。大体特殊受けとかちょうはつ持ちを出されるのを無視して、死に出しからダイマを切ってジェットを積めば特性も含めて最強のポケモンと化します。まさに破壊神。名前は源氏物語に出てくるあの方から。

 

ムゲンダイナ @くろいヘドロ

HN:ペルミア

特性:プレッシャー

性格:おくびょう

実数値:243(220)-x-146(244)-166(4)-116(4)-170(36)

技:ダイマックスほう/かえんほうしゃ/どくどく/じこさいせい

 

必中どくどくにじこさいせい、中々の耐性と耐久、それでいて素早くてそこそこ火力があるという何でも屋。先発で出してどくどくを撒いても良し、後出ししてプレッシャーでPPを枯らしても良し、ダイマックスほうで相手のダイマを殴っても良し。ガラルの厄災とか言いつつそこそこ可愛いのもプラスポイント。名前は過去に大量絶滅が起きたペルム紀から。

 

ディアルガ @とつげきチョッキ

HN:ツキヨミ

特性:プレッシャー

性格:おだやか

実数値:207(252)-x-140-202(252)-133(4)-110

技:ラスターカノン/りゅうのはどう/だいちのちから/かみなり

 

このパーティーで唯一まともにカイオーガと打ち合える子でもあり、耐性も優秀なので大体の禁伝と打ち合えてしまう偉い子。あまりにも優秀なのでとりあえず選出していたまである。竜技を切ってだいもんじを入れるか、最後まで迷っていました。ダイマしたディアルガくんの姿は中々に迫力があって好きでした。名前は月読命から。

 

バンギラス @さらさらいわ

HN:フラクトス

特性:すなおこし

せいかく:いじっぱり

実数値:175-204(252)-130-x-152(252)-82(4)

技:ロックブラスト/かみくだく/ステルスロック/ちょうはつ

 

元々はハチマキ巻いてフルアタしていた子。努力値とかは変えずに技と持ち物をコロコロ変えていった結果こうなりました。Dに振ったことで特殊アタッカーにはとことん強くなっています。兎に角先発で出して砂を撒いてくれれば、その後に出すのは大体ディアルガテッカグヤなので相手だけにスリップダメージを押し付けられるのが優秀です。余裕があればステロちょうはつを撒いても良いし、いるだけでホウオウ黒バド辺りに物凄く圧をかけられるし、弱点でなければ多少の受けも出来るし。600族は伊達ではない。あとイケメン。名前はラテン語で渦巻くもの、みたいな意味らしい。

 

ヌオー @ゴツゴツメット

HN:ネイト

特性:てんねん

せいかく:のんき

実数値:202(252)-105-150(252)-85-86(4)-x

技:じしん/れいとうビーム/どくどく/じこさいせい

 

ザシアン受けHBゴツメヌオー(説明完了)。どくどくを入れたことでどうしても先発が決まらない時に先発してもらったりもしました(というか割と先発していた印象)。れいとうビームを持っているのでサンダーやランドロスに出せたり、てんねんで積みエースを無理やり止めたりとだいぶ頑張ってもらいました。ちなみに一番初めに自分で使おうと決めて、捕まえてきて、厳選した思い入れのある子だったりもします。あとめっちゃかわいい。SVにも連れていけそうですし、仲良くやっていこうね。名前はエジプト神話の水の神から。

 

オーロンゲ @レッドカード

HN:ブラフォード

特性:いたずらごころ

せいかく:しんちょう

実数値:171(4)-172(252)-116(248)-x-105(4)-80

技:ソウルクラッシュ/DDラリアット/かわらわり/でんじは

 

この6枠目は物理アタッカーを入れる場所です。本当に誰を入れてもしっくり来なかったのですが、シリーズ12最終日になんかこの子に落ち着きました。オーロンゲといえば先制で壁を貼りまくる印象を逆手にとって、Aぶっぱしています。オーロンゲミラーになってもかわらわりで壁を壊せるので便利ですし、でんじはを持っているので一応先発も出来ます。黒バドも見れるのでバンギラスくんの負担が減るのもプラスポイント。レッドカードは…なんか便利です、便利。名前はジョジョ1部に出てくるあの方から。

 

エースバーン @いのちのたま

HN:ルーニー

特性:リベロ

せいかく:ようき

実数値:155-168(252)-96(4)-x-95-188(252)

技:かえんボール/とびひざげり/とびはねる/とんぼがえり

 

初期メンバーにして、オーロンゲの前に物理アタッカーとして入っていた子。ダイジェットの強さを学んだのでとびはねるを入れて、リベロを活かすためにスカーフから珠にしています。確かに強いことには強いのですが、ちょっと柔らかいなぁという部分が多く、禁伝がいなければ最強だろうな…と思うことがめちゃくちゃ多かったです。名前はマンチェスターユナイテッドに所属していたFWであるルーニー選手から。

 

最後に

他にもシリーズ13のパーティーを組んだり、じゃくてんほけんを活かしたダブルパーティーを組んでみたり、知り合いとやった大会用にパーティーを考えたりとしていたら、結局半年で50体ぐらい育成していました。みんな愛着のある可愛いポケモン達なのですが、やはり今回文章にした、初期から色々考えてきたパーティーへの愛着は飛びぬけている感じもあります。SVに持っていけるなら丸々持って行って使ってあげたいものです。

中々時間を作れなかったこともあって、最高戦績はスーパーボール級でしたが、ポケモンで対戦するという楽しさを知れたのは良かったです。SV環境が一体どうなるのかさっぱり分かりませんが、またボチボチポケモンやれたらいいなぁと思います。サザンドラとかカプ・コケコとかエンペルトとか使ってみたいポケモンもそこそこいますし。とりあえずテッカグヤの入国を出来るだけ早くお願いします………………