usajii357’s diary

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This is @rtemis #3 "タイポグラフィ"

スペードのQ、本当に面白い曲ですね。ぶっちゃけ初めは何事??と思っていましたが聞けば聞くほど面白くてついつい聞いてしまう魅力に溢れています。るるるきゅるきゅーるらきゅーれすきゅー……

みんなでやろうQマーク

 

さて、今回のお題は「タイポグラフィ」にしたいと思います。前回フォントのお話をしましたが、文章やポスターを構成するのにフォントと同じくらい重要なのがこのタイポグラフィです。

 

タイポグラフィとは何か、Wikipedia先生に聞くと次のように帰ってきます。

活字(あるいは一定の文字の形状を複製し反復使用して印刷するための媒体)を用い、それを適切に配列することで、印刷物における文字の体裁を整える技芸である。

 

文字の間隔や配置方法ということでしょうか。人によってはフォント選択をも含むようです(私はこちらの意味で教わりました)。このタイポグラフィもフォントと同じく文章を構成する非常に重要な要素なのですが、一般生活で文字を打ち込むことになってもあまり気にすることはありません。ソフトウェアが勝手にやってくれるからですね。

行間隔とか文字サイズとかとか

open.spotify.com

 

このブログだってそうです。はてブの方で定められた文字間隔があり、文字を打ち込むと勝手に良い感じの文字間隔を取ってくれます。此方でイジれるのは段落分けぐらいなものです。

 

しかしこれがパワーポイント等のポスター型になると途端に話は変わってきます。勿論ある程度は自動で調整してくれるものの、それ以上に自由度が上がった関係で調整が相対的に効かなくなるんですね。まいったものです。

そもそもポスターに求められるものとして、可読性以上にインパクトや第一印象といったものが重要となってきます。内容を並列的に、単調に並べてしまっては情報量が多すぎてインパクトに欠けることもあります。内容に優先順位をつけて、順位に従った配置、文字サイズ、フォント、色を選択する必要になるのです。考えることが前回から凄まじく増えています。大変です。

考えることが増える、というのを私は「次元が増える」と表現するのですが(完全に教わった方の受け売りです)、その次元が増えると途轍もなく大変になります。特に三次元以上になるともう大変なこととなります。二次関数なら中高生でもなんとか太刀打ち出来るのに比べ、三次関数以上になると大学・大学院以上の知識が必要となる、数学と同じですね。

 

じゃあどうするかというと多次元に挑戦するのではなく、徹底的に次元を減らしていく方向性で進んでいきます。一度決めたものに統一してしまえばいいので色とフォントは非常に減らしやすい次元です。配置も中央揃えにしてしまうと綺麗に見えるので中央揃えにしてしまいます。上下配置という次元は残っていますが、配置を二次元から一次元に出来ているので楽になったことに間違いはありません。文字サイズも3つぐらいサイズを決定して、それに当てはめていく方法を取れば幾分楽になります。こうやって次元を減らして単純化していくのが良いのだと思います……多分……

 

ということでタイポグラフィのお話でした。学会の資料もタイポグラフィ満載となっています。発表される方、一緒にタイポグラフィと戦っていきましょう……

 

STIO2022は2022年11月23日開催、発表者募集は本日22時を持って終了しました。選抜結果は8月末までに公開しますのでもう少々お待ちください。

twipla.jp

 

また、この「This is @rtemis」で取り上げて欲しいネタも続けて募集します。全てが全てお話出来るわけではありませんが、学会の裏側や主催側のお仕事について気になることがあればコメントなりリプなりで教えてください。よろしくお願いします。