usajii357’s diary

Twitterでは足りない物を載せる用

This is @rtemis #2 "フォント"

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バグ沢志保さん(こういう演出になっている模様)

 

北沢志保さんがまたしても攻めてきました。眼帯メイドクルリウタSSR沢さんの時点で「流石だ…」とか思ってましたが魚の骨を頭に載せてくるのは想定外です。流石ミリオンライブ。もっと攻めていけ。

そしてこの顔である

 

さて、前回はロゴの制作過程をお見せしましたが今回はフォントのお話。フォントというのは簡単なようでとてつもなく難しいんだぞ、という内容をつらつらと書いていきます。

 

フォントとは何か。Wikipedia先生に聞くと以下のような回答が帰ってきます。

現在では画面に表示したり、書籍など面に印刷したりするためにコンピュータ上で利用できるようにした書体データを指す。

要は文字の形の種類みたいなもんです。元を辿れば活版印刷の時代に遡るであろうフォントという概念は、金属印刷やデジタル印刷、そしてデジタルコンテンツにその活躍範囲を伸ばし続け、今では文字あるところに必ずやフォントあり。町を少し歩くだけでフォントに出会うという状態です。世界はフォントで出来ている。このブログもまた然り。

勿論アイマス学会も文字を大量に扱いますから、フォントはアイマス学会において非常に重要な地位をほしいままにしています。実際「この学会で使う正式フォント」みたいなものを設定して学会を組んでいる例もそこそこ見られます。STIO2022ではとりあえず今のところ游ゴシック体Pr6Nとsegoe UI Variable、NasalizationRg-Regulerを使用することにしています。

3種(細分化すると4種)

 

そんなフォント選択ですが、問題になってくるのはその種類があまりにも多すぎる事とフォントによって第一印象があまりにも大きく左右される事です。

まず種類数ですが、例えばadobe社が提供する「Adobe Fonts」には20000種以上ものフォントが収録されているらしいです。恐ろしい数ですね。ただフォントというのは色々な企業・団体・個人が作成しているため、世界中に流通している数を正確に把握することは出来ないでしょう。実際に今回の学会では全面的にAdobe Fontsを使っていますが、「使おうと思ってたあのフォントが無いな…」みたいな事がしょっちゅうあります。20000もあるのに、です。末恐ろしいですね。

fonts.adobe.com

 

そして最大の問題がフォントの持つ第一印象の強さ。たかがフォント、されどフォント。フォント一つで文章のイメージを強烈に変える事が出来ます。

またスタアライトで申し訳ないという気持ちはある

open.spotify.com

 

例えば上は「イニシャル」という曲の歌詞の一部ですが、フォントをぐちゃぐちゃにしてみると途端に一貫性を失います。理由は単純で、長い時間フォントと付き合ってきた私達はそれぞれのフォントにイメージを構築してしまっているからです(多分)。丸っぽいフォントには親しみやすさを、角ばったフォントには真面目さを、筆文字には歴史を、といった具合に。そしてフォントのイメージと書いてある内容に差があった場合、それは途轍もない違和感として私達を襲うのです。上の例ですと、一貫性のある内容をフォントが強制的にブツ切りにして、それぞれのフォントが持つイメージで無理やり上塗りしているような状態でしょうか。

さらに厄介なのは、その「違和感」が二極化していることです。それも「絶対に変」と「なんとなく違う~なんとなく良さそう」の二つに別れています。そう、「なんとなく違う」と「なんとなく良さそう」の差があまりにも狭いんです。余談ですがフォントの世界に「大正解」は存在しないと考えています。各種アプリに設定される標準フォントのような「安牌」ならありますが今度は個性が消えてしまいます。難しいところです。

 

ということで個性を残しつつ最適解を探す必要があるのですが、方法はただ一つ。そう「トライアンドエラー」。作って、変えて、眺めて、戻して、変えて、眺めて、戻して……………………………を永遠にやるしかありません。「Ctrl+Z(戻るコマンド)」を何度も連打しましょう。どこかで「まあこのくらいで良いか………」みたいなラインに辿り着けると思います。少なくとも私はあくにんさんと案をぶつけ合いながらたどり着くことが出来ました。試作数は余裕で100を超えてますがもう数えていません。

ちなみに私とあくにんさんではフォントに対するアプローチがかなり違っていて(私が感覚派ならあくにんさんは理論派)、私には無い視点から案を持って来てくれるので非常に助かります。やはり学会主催は複数でやると締まりが出ます。おすすめ。

 

ということでフォントのお話をしました。非常に難しい上に私も何にも分かっていないのですが、発表者さんにも関連してきそうな内容でもあります。一緒にフォント沼に沈みましょう……

STIO2022は2022年11月23日開催、発表者募集は本日19日22時から来週26日22時までとなります。発表枠の関係上、選考が入る可能性がありますので発表を検討中の方はお早めにお願いします。

twipla.jp

 

また、この「This is @rtemis」で取り上げて欲しいネタも募集します。全てが全てお話出来るわけではありませんが、学会の裏側や主催側のお仕事について気になることがあればコメントやりリプなりで教えてください。よろしくお願いします。